ポリマークレイとは
歴史と種類

ポリマークレイとは

ポリマークレイは焼成すると硬化するヒートドライタイプのクレイです。
焼成後は耐水性があり、強度に優れています。
焼成後の縮みはほとんどありません。
あらかじめ色は付いていますが混色、着色も可能です。
焼成による色の変化はー部のクレイを除きあまり見られません。

ポリマークレイの成分

ポリマークレイの主成分は塩化ピニール樹脂 (PVC) です。
硬化するとプラスティック素材となります。
当協会では購入する際、アメリカ画材協会認定のAPマーク、ヨーロッパの品質基準CEなど
安全性を保障されたクレイを選んでいただくことをお勧めしています。

ポリマークレイの歴史と種類

ポリマークレイは第2次世界大戦中にドイツで開発され、その後30年後くらいにポリマークレイとして販売されました。
欧米諸国ではクレイと言えばポリマークレイのことを指すくらい普及しています。

代表的なポリマークレイの商品名とメーカーは下記の通りです

フィモ FIMO

ドイツ EBERHARD FABER エバーハードファーバー社

プレモ Premo!
アメリカ合衆国 Polyform ポリフォーム社
ケイトポリクレイ Kato
アメリカ合衆国 VAN AKEN ヴァンエーケン社
サーニット Cernit
ベルギー製 Cernit サーニット社
パルド Pardo
ドィツ製 Viva Decor ビバデコール社

リキッドクレイ

フィモ、プレモ、ケイトポリクレイともリキッドクレイがあります。
これも焼成するまで固まりません。
接着、転写、軟化など色々使えて便利なクレイです。

FIMO -リキッド-
Sculpey ーリキッド-

 軟化クレイ

クレイがぼそぼそして固いときに使用する軟化剤です。極少量混ぜると柔らかくなります。
液体タイプと固形タイプがあります。混ぜてもクレイの色味は変わりません。

・ソフナー、コンディショニングクレイ(ポリフォーム社)
・ミックスクイック(フィモ)
・マジックミックス、ソフトミックス(サーニット社)

プレモ・スカルピー クレイソフナー
クレイソフナー

 

 ニス

艶(グロス)や半艶(マット)にする仕上げ用ニスです。
フィモ、プレモ、サーニット、パルドともポリマークレイ用のニスがあります。

Sculpey ーグロス-
Cernit ーバーニッシュ-

 

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